MID CENTURY

昨夏、デイトナハウスに加盟するにあたり訪問したイームズ邸@ロサンゼルス。
ミッドセンチュリーの代表格ともいえ、
イームズ邸といえば画像のようなPOPで四角い箱の家!という感じですが、訪問して感じたのは2つ。

まずはロケーションが素晴らしい!という事。
立地は、海岸沿いの都市(サンタモニカ)から歩ける海岸沿いのがけ地。日本でいうと神戸のような感じ。
都市には近いですが、こんな木が茂ったがけ地は、日本では人気ないと思います。
建物が有名ですが訪問してみると、
敷地の1割が建物で、残りは大木と落ち葉の絨毯で、その大木の隙間から見えるのがサンタモニカのビーチ。
建物を見るよりもビーチを眺めている時間の方が長かったくらい、素晴らしいロケーションで、
今の感覚では良さがわかりますが、当時のイームズ夫妻はぶっ飛んでいたんだろうと感じました。
インターネットで検索しても、ロケーションの画像は出てこないので、ぜひ実際に行ってみるべきです。

もう一つは、溢れるくらいラブラブなイームズ夫妻!という事。
夫妻間の愛情が、二人の表情やアイテムからヒシヒシと伝わり、全ての発想の源は愛情だったんだと感じました。
遠い存在に感じていたイームズでしたが、気付けば大好きになっていました。

rabu

他にも、日本文化の影響が掲示物から知ることが出来ました。
当時の写真には着物姿の女性や畳が写っていたり、記事の中に”JAPAN”の文字もたくさんありました。

そして、
デイトナハウスに関わる様になってから知りましたが、ミッドセンチュリーの経緯が意外でした。
戦前のアメリカ建築は組積造でしたが、戦争中に日本で見た軸組工法に影響を受け、
ポスト&ビーム(柱と梁を)量産化出来る鉄骨とガラスで再現、と同時にアメリカ人の解釈で進化したんだとか。

それが日本でもカッコイイという事で逆輸入のカタチで流行りましたが、木造住宅では再現出来ませんでした。
時が過ぎ、再現できる建築方法が日本で生まれました、そうデイトナハウスです。玉田氏の天才的な発明でした!